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狙えBIGドラゴン!夏の沖縄メガタチ釣法【2020.08〜】

沖縄のタチウオ(夏場の日中)の釣り方を紹介します。

夏場の日中は水深が深いので電動リールを使って餌釣りでのやり方になります。

【沖縄メガタチ】とは?

外見は東京湾や大阪湾で釣れるタチウオに似ていますが違うのは体高(幅の広さ)です。

東京湾や大阪湾では指5本分のサイズを超えれば【ドラゴン】と呼ばれており大きくても120cm程度です。

沖縄ではそのサイズを遥かに上回る指10本分、夢のサイズは200cmのタチウオが釣れます。

写真上:目が大きいのがオス
写真下:目が小さいのがメス

沖縄のタチウオを見た感想は、本土と比べると少し顔つきが鋭く濃い顔だと思ってしまいました。

和名「オキナワオオタチ」

オキナワオオタチ(釣り人はメガタチと呼んでいる)は屋久島〜奄美〜沖縄にかけて生息するタチウオの一種です。

本土のタチウオに比べてかなり深い水深に生息しています。

  • 夏場の昼間、水深400m前後
  • メインシーズンの10月〜2月、夜間の水深は200m前後

昼間は深いところにいるので電動リールを使っての餌釣りがメインとなります。夜になると餌を求めて浅場に移動してくるので手巻きリールのジギングでも釣りやすくなります。

夏の昼メガタチ【道具紹介】

沖縄のメガタチ釣りの場合、昼間は夜と比べると水深が平均300−400mと深いので【今回は400mが中心でした】電動リールを使っての餌釣りがオススメです。

■ロッド
180cm前後の7:3調子竿
電動リールを使う場合は少し硬めの450gまでの重さを扱えるロッドがオススメ

■リール(電動リール)
例)DAIWA SEABORG300JーL

PEライン
PEライン2号-540m(ULTの場合)
PEライン1.5号-600mくらい

夏の日中、メガタチで使うPEラインは600m巻かれていると安心です。

タチウオの歯はとても鋭いのでラインを切られることがあります。
ラインを多めに巻いておくか、予備のラインやタックルを持参することをオススメします。

■リーダー
PEライン600m程度にフロロリーダー12号(3ヒロ)

■仕掛け
フロロリーダーの先に付けるのはワイヤーリーダー(36・38-40号くらい)

仕掛けはテンヤを120号の重さにする

テンヤ60号+60号の鉛=120号(450g)

■エサ

■餌の付け方
エサを半分に切る
エサの腹側を斜めに切る(テンヤに固定しやすくするため)
前日には塩を沢山振りかけてエサの魚を〆ておく
切ったエサの腹側をテンヤに固定する
針金はテンヤのヘッドから後ろに巻き付け(5回程度)
後ろからヘッドに巻き戻してくる(同じ回数程度)
最後はヘッドの下に巻きつけて針金を固定する

用意できるのであればイワシの1本付けが良いらしいですが、沖縄では手に入りません。

沖縄タチウオの釣り方

釣り方については(夏・冬)(昼間・夜)基本は同じです。

■餌を海底まで沈める

■最初は底から10mくらいまでの間で棚を探る

タチウオの食いにもよるので状況に応じて船長の指示に従う。
反応が悪い時には底から80mまでの距離を誘い続けることもあります。

■電動リールを使っての誘いあげスピード
超デッドスロー(見ていて巻き上がっているの?と心配になるくらい遅くてOK)
海やタチウオの状況にもよるので船長に確認しよう!

DAIWA SEABORG300JーLの場合

巻き上げスピードの数字が8〜10程度を基本とする。

■誘い方
一定で巻き上げるのも良いが時々大きくシャクって誘いを入れるのも効果的

電動リールはずっと低速で巻き続けたままシャクりあげます。

誘い上げが良い時フォールが良い時があるので、色々とやってみてその日のアタリ方を早めに見つけましょう!
釣れている人を真似するのもアリです!

■タチウオがかかった時の巻き上げスピード
一定の速度で巻き上げる。

DAIWA SEABORG300JーLの場合

■巻き上げスピードの数字が25程度を基本とする。
■魚が大きくて途中で暴れだす場合はスピードを遅くする!
■魚が小さくて簡単に巻き上がるときは電動リールの巻きあげスピードはMAXの速さでも良い。

巻きあげている時にテンションが緩まないことが大切!

夏のタチウオ実釣動画

今回は非常にアタリがわかりにくく、また針に乗ってもタチウオのサイズが小さいので引かないため動画では伝わりにくくはなってしまいましたが、釣行の様子は以下のYouTubeサイトで。

メガタチ釣りのタックル・餌の切り方・タチウオの誘い方などを動画内で紹介しています。

まとめ

今回の釣行はタチウオがまとまって入ってくる状況には少し時期が早かったようでしたが、何とか姿は見られたのでホッとしました。

夏の日中は水深も深いので少し大変ですが、秋頃からメインシーズンとなる時期に夜のメガタチ狙いだと水深も250m前後と浅くなるためジギングでも狙いやすいです。

餌・ジグとどちらも面白いです。

Captain’s OKINAWAでの記録197.7cm!

200cm超えを最初に手にするのはあなたかも!?

利用した船宿【Captain’s OKINAWA】

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  • 那覇空港から本部(浜崎漁港)まで車で1時間30分
    (漁港から美ら海水族館へは車で10分ほどの距離)
  • レンタカーが必要(送迎はない)

メガタチ以外にも、ティップランのイカ・沖ラバ(沖縄での鯛ラバ)・GTキャスティングなど1年を通して様々な釣りものが出来る船宿です。

船長は地元の人なので沖縄らしい雰囲気がより味わえると思います。
若くて楽しい船長なのでオススメ!

冬(夜)のタチウオ釣りについてはこちらから

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