私が初めてGTタックルを購入しようとした時に【何を基準にして選んだのか?】失敗談も含めて紹介します。
自分専用のGTロッドを手に入れようと思ったきっかけについて
私が初めてGTを釣ったのは2011年のパラオ旅行でした。
キャストやファイトは現地のガイドさんに手伝ってもらってのキャッチ。
その後も1年に1回はGTフィッシングをする機会がありましたが、自分のタックルなどは持たずレンタルでの釣行ばかりでした。
レンタルタックルは様々なアングラーに対応できるタイプのハードな物(ほぼ男性向け)しか用意されていないことが多く、これはいつまでたっても一人で釣ることは不可能だと感じ自分のタックルを準備しようと決意しました。
GTタックル選びの難しさ
全くもって何を買って良いのかがわからなかった為、とりあえず近くの釣具店へ行って相談しながら準備を始めることにしました。
しかしその釣具店ではGTフィッシングをしている女性の情報がなかった為、男性の基準から少しライトな物で初めてみようということで話がまとまりました。
初めて買った自分専用のGTタックルがこちら↓
■GTロッド
GTロッドの中では一番ライトな物。
■リール
SHIMANO STELLA SW14000XG
(リールは今でも使っている)
■ライン
PEライン6号。
(女性が使うにしても最低6号は必要だと言われたため)
6号のラインに合わせてリーダーは130lbを付けた。
■ルアー
ペンシルとポッパーの両方を用意した。
(針を付けたルアーの重さは150g近くになっていた。)
【自分用のタックルも準備出来たしこれでもうGT釣れちゃうかも!】とウキウキしながらGTフィッシングツアーに参加したものの見事に惨敗。
女性がGTという巨大な魚に一人で立ち向かうにはこれらのタックルでもハードすぎました。
結果GTをキャッチするまでに4年・釣行9回を費やすことに。
最初のタックル選びの何がいけなかったのか?
GTという魚は【釣れなくて当たり前】【数年間通い続けてようやく釣れた】という話を頻繁に聞くくらい簡単に釣れるものではありません。
そんな厳しい状況の中でGTをキャッチするには1投でも多くルアーをキャストする必要があります。
そのことを頭では理解出来ていても自分の体力は半日も持ちませんでした。
敗因!
タックルのスペックだけを気にして自分の体格や体力に合ったタックルを選べていなかったということ。
男性だとライトすぎるくらいのタックルでも女性の体格や体力には合っていなかったということが、実際に釣りをしてみてわかりました。
最初の頃はそのことが理解できず【体力がないのは仕方がない!】と苦痛に感じながらも男性陣に負けないようにと必死に投げていました。
しかしGTの船長からもらった言葉↓で私の釣りスタイルに変化が…。
【ヒラマサを釣るようなもっとライトなタックルを使ってみたらどう?】
【どーせドラグもかけられないんだからラインも細くしていいよ!】
【ルアーはもっと小さくて軽いものでもGTは釣れるよ!】
このアドバイスを貰ったことでタックルを変更したことによりGTを釣り上げる為に必要なことを一気にこなせるようになりました。
最初のタックルから何を変更すれば釣れるようになったのか?
GTを釣るならこのタックルじゃないと!という考えに縛られ全くキャストが出来なかった私がヒラマサ用のタックルでラインもPE4号に変更したことによって劇的な変化が起こりました。
何がどう変わったのか?
- 男性に負けないくらいルアーが飛ぶようになった
- 1日中キャストするのも可能になりGTフィッシングを楽しめるようになった
- 投げる距離・回数が増えたのでGTが釣れる回数も増えるようになった
男女関係なく自分の体格や体力に合ったタックル選びの大切さ
さすがに9年もGTフィッシングを続けていると同じ女性や初心者の方にどんなタックルが良いのかのアドバイスが出来るようになりました。
情報が溢れすぎている今の時代どんなタックルを選べばいいのか悩んでしまうと思います。
下記の別ページで自分に合うタックル選びの方法を参考にしてください。
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