このページでは【荷物を預ける時の注意点】【釣り具を搭載出来るのか事前に確認する方法】について紹介します。
利用する航空会社の(長さ・重さ・個数の制限)を調べる
荷物を預ける前に確認しておきたいことは以下の2点です。
■荷物の長さ
機種によって違うので搭乗日と機種番号で搭載可能な長さを調べる。
行先ではなく【乗る機種によって違う】ので往復分を調べること!
■荷物の重さ・個数
予約しているクラスで預ける荷物の重量・個数が変わります。
JALの受託手荷物(預け荷物)
- 1人20kgまで無料
(ファーストクラスは45kgまで無料) - 個数制限なし
- 3辺(縦50cm×横60cm×高さ120cm以内)
- 無料分の重さを超える場合は超過手荷物料金を払えば預けられる
(金額は行先によって違う。)
長物専用ケース
- JALは上記のような長物用のケースがあります。
【縦12cm×横175cm×高さ12cm】
搭載可能な長さの目安は機種によって違い【190㎝~400㎝まで】とかなりの幅があります。
搭載可能な長さを確認する方法(JAL)
①Webサイトの空席照会画面で【希望の搭乗日・区間】を入力します。
JALのWebサイトはこちらから
②希望の便名の横に「機種番号」が表示されているので確認する。
例)【JAL103 777】・【JAC3755 AT7】などと表示される。
機種番号の【777】・【AT7】で検索をする。
③搭載可能な長さの目安はここをクリックし確認する。
機種番号を探し搭載可能な長さを確認する。
(画面下の方に表示されている)
魚や氷の入ったクーラーボックスを預ける場合(JAL)
クーラーボックスや発泡スチロールのサイズが下記内であれば預けられます。
無料の受託手荷物許容量
- サイズ:幅50cm×高さ60cm×奥行120cm以内
- 重さ:20kg以内
20kgを超える場合は超過手荷物料金を支払えば100kgまで預けられる。
(手荷物1個当たりの重量は32kgまで。) - JAC・RAC便は1個当たり32kg以内。
(合計で45kg以内まで。)
氷が入っている場合はビニール袋などに入れて水漏れしないよう梱包をする必要があります。
ANAの受託手荷物(預け荷物)
- 1人20kgまで無料
(プレミアクラスは40㎏まで無料) - 3辺(縦、横、高さ)の合計が203cm以内
- 重量・サイズを満たしていれば個数制限はなし
- 無料分の重さを超える場合は超過手荷物料金を払えば預けられる
(金額は行先によって違う。)
長物専用ケース(ANA)
- ANAは上記のような長物用ケースがあります。
- サイズは【JAL 縦12cm×横175cm×高さ12cm】よりも少し大きい
※上記のサイズを超えていても機体に搭載可能な場合に限り【エアーパッキン・段ボール】の梱包でロッドを預けられます。
搭載可能な長さを確認する方法(ANA)
①Webサイトの空席照会画面で【希望の搭乗日・区間】を入力します。
ANAのWebサイトはこちらから
②希望の便名の横に「機種番号」が表示されているので確認する。
例)【ANA2471 73L】と表示される。
機種番号の【73L】で検索をする。
③搭載可能な長さの目安はここをクリックし確認する。
機種番号を探し搭載可能な長さを確認する。
その他LCCの受託手荷物(預け荷物)
LCCは受託手荷物が有料の場合が多いです。
行先によって各社追加料金が違うので確認しておこう!
スカイマーク
- 1人20kgまで無料
- 個数制限なし
- 3辺(縦50cm×横60cm×高さ120cm以内)
- スキー板やサーフボードなどの長尺物は280cmまで
詳しくはWebサイトこちらをクリック
ジェットスター
- 受託手荷物は有料
(預ける重さと長さで料金が変わる。)
例)ケースを含めて1辺の長さが1mを超える荷物
国内線の場合は追加料金が2000円かかる。
詳しくはWebサイトこちらをクリック
ピーチ
- 受託手荷物は有料
(料金は行先によって料金が異なる。) - 受託手荷物は1個あたりの重量が20kgまで、3辺の和が203cmまで
詳しくはWebサイトこちらをクリック
JAL・ANAはロッドケースがなくても預けられる
国内の場合は基本的に荷物を丁寧に扱ってもらえるのでハードタイプのロッドケースを使わなくても大丈夫です。
(海外の場合はハードタイプのロッドケースを使った方が安全です。)
JAL・ANAの場合は長物専用ケースが用意されているのでロッドの長さが規定内に収まる場合は利用すると良いです。
(その他エアーパッキン・段ボールも使えます。)
ロッドケース無しで航空機に搭載する方法(JAL・ANA)
ロッドをロッドベルトで束ねロッドの先端を布製の袋で包んだだけの簡単な方法。
JAL・ANAの空港カウンターでこの上からエアーパッキンか段ボールで梱包してもらうだけなのでロッドのパッキングが簡単です。
エギングロッドやSLJロッドなど細いタイプはソフトタイプでもよいのでロッドケースを使った方が安心です。
下記のページでは【簡単で安全なパッキング術のコツ(JAL/ANA国内線利用】を紹介しています。
今回は国内線(JAL/ANA)を使ってロッドを持ち運びする時の【簡単パッキング術】を紹介します。 JAL・ANA(国内線)ロッドの預け方 JALやANAには長物専用のケースが用意されています。 ■JALのケースサイズ(縦[…]
超過料金なしでロッドを預ける方法
これからGTロッドを買おうと考えている人は【GTやヒラマサロッドの3ピース】がオススメです!
海外遠征は航空機に搭載出来る長さの規定が厳しいので確実に受託手荷物として搭載可能なサイズの【3ピース】がこれからは主になってきます。
実際にあった受託手荷物(預け荷物)のトラブル
飛行機の大きさによっては受託手荷物として釣り具を預けられないことがあります。
プロペラ機を使っている離島便では何度も経験しましたが、その他の路線でも一度だけ釣り竿を載せられないと言われたことがあります。
理由は【機体が変更になり載せられるサイズが小さくなった】ということでした。
ファーストクラスの設定がある機体でも載せられないことがあるようなので注意してください。
与那国・屋久島・種子島など離島便は機体が小さいので特に注意!!
途中までは釣り竿を載せてもらえても乗り継ぎ先は無理ということもあるので、乗り継ぎ先の機種も調べる必要があります。
まとめ
今回紹介した各航空会社の搭載規定は記事執筆段階のものなので、必ず各自で各社のHPページを確認してください。