いつ、どこで、どんな状況でGT釣ったの?
■いつ?
2018年04月23日釣具屋SANSUI渋谷店のGTツアーに参加。
船宿「Big Dipper」
鹿児島県奄美大島周辺からトカラ列島までの広範囲を攻めることのできる、とても大きな船。
(2019年夏頃から船が新しくなり現在は船中泊をしながらのツアーを開催している。)
■どこで?
トカラ列島の島々を巡る3泊4日のツアーでした。
(悪石島・口之島で宿泊)
■どんな状況で?
48kgという巨大なGTが釣れたのは釣行2日目の昼前。
この日は朝から魚の活性が高くシンキングルアーで40kg・ペンシルルアーで31kgのGTを同船者が釣ったので、ツアー参加者全員(5名)のテンションも非常に高かった。
しかし空や海の機嫌が徐々に悪くなり、昼前には大雨大時化の中でキャストをすることに。
これ以上海峡が悪くなるとキャストするのは危険!早めに切り上げようという状況の中で釣れた1匹だった。
48kgのGTを釣ったときの映像がこちら
船長も船の中でしか操船出来ないくらいの悪天候。
仲間に指示をもらいながら【私はファイト】【船長は操船】に集中。
全員の息がピッタリと合ったことにより釣り上げられた1匹でした。
GTタックルは数本を使い分けたい
GTフィッシングをしている人は数本のロッドを使い分けている事が多いです。
理由は人によって様々ですが、私の場合は投げるルアーの種類や自分の体力に応じて使い分けています。
(私はヒラマサ用のロッドで強度が少し違うタイプを使用しています。)
ロッドが折れるなど何かトラブルが起こることもあるので、最低2本は用意しておく方が安心出来ると思います。
48㎏のGTを釣った時のタックル
■ロッド
Ripple Fisher Aquila81(AY815nano)
(リップルフィッシャー アクイラ)
このタックルを使う時は、魚のアベレージが大きいポイントや100gよりも少し重たいルアーを使う時に使用することが多い。
■リール
SHIMANO STELLA SW14000XG
(シマノ ステラ)
■ライン
YGK ガリスウルトラキャストマンFULL DRAG WX8GP-D (PE5号)
■リーダー
ガリスキャストマン アブソーバー (100lb)
■ルアー
SHIMANO HEAD DIP 175F (97g)
(シマノ ヘッドディップ)
GTを釣った日は波が高く風も強い状況でした。
ルアーは軽いけれどしっかりキャスト出来、ルアー操作が難しくない物を選択しました。
今回はロッドを変えても常にルアーは同じ物を使用していました。
いつもメインで使っているタックル
■ロッド
Ripple Fisher Aquila81 SHICHIRI CUSTOM
(リップルフィッシャー アクイラ シチリカスタム)
キャストをしていてロッドが軽く感じたりと身体の負担が少ない。
■ライン
YGK ガリスウルトラキャストマンFULL DRAG WX8GP-D (PE4号)
■リーダー
ガリスキャストマン アブソーバー (80lb)
この釣行でGTが釣れたルアーたち
■上のルアー3つは男性が使っていたルアー
29㎏・31㎏・40㎏が釣れました。
■一番下のルアーは私が使っていた SHIMANOのHEAD DIP 175F (97g)
意外にも一番小さなルアーに一番大きなGT48㎏が喰いついてくれました。
海の状況に合わせたタックル選択の重要性
GTツアーの場合は3・4日間ずっとルアーをキャストし続けないといけないので、私は体力を考えてヒラマサ用の中でも柔らかいロッドをメインに釣りをしていることが多いです。
しかしこの日だけはいつもと違いました。
船長が【少しでもラインが傷ついていたりミスキャストで1度でもラインをほどいた物は使わない方が良い。大きいGTが釣れそうな気がするから】とアドバイスをくれたからです。
言われてチェックしたタックルの中で残っていたのがPE5号のタックルでした。
(残りのロッドは全てPE4号。)
結果この選択がGTを釣りあげるのに必要な良い条件へと繋がった気がします。
魚を掛かけた場所によってはGTとファイトをする際に船で深場の方へと魚を引っ張り出すことがあります。
今回は海が荒れていて船を自由に操船できない状況の中でのファイトだったので、使用しているラインが少しでも太い方が安心感がありました。
PE4号でも普段なら問題なく釣っていますが、今回においてはPE5号の選択が良かったように思います。
普段メインで使っている物より少し張りのあるタイプのヒラマサロッドを使っていたので魚を浮きあがらせる力は十分でした。