初めてのGTフィッシングはレンタルタックルで挑戦する人も多いと思います。
【レンタルタックルには何が含まれているのか?】
【当日は何を持って行けばいいのか?】
これらについて紹介します。
レンタルタックルは何を貸してもらえるの?
- ロッド
- リール
- ライン
リーダーなどのラインシステム込み。 - ルアー
持参が必要なところが多い。 - ライフジャケット
海外は用意されていないことがある。 - ギンバル
国内は事前に伝えれば船長の物を貸してもらえる場合がある。
海外は用意されていないことの方が多い。
レンタルタックルは上記の物を貸してもらえます。
釣行前に必ず確認して欲しいこと2つ!(レンタル品)
■1つ目
ルアーが含まれているか?ということ。
国内・海外ともに【ルアーだけは持参して下さい】というところが多いです。
レンタルにルアーが含まれていてもロストした時には料金がかかるので、どうせなら記念に残せるように好きなルアーを数本用意した方が良いと思います。
(レンタルルアーは重たくて投げにくいことがある。)
■2つ目
ギンバルが用意されているか?ということ。
慣れてくるとギンバルが無くてもファイトは出来ますが初心者は必ずギンバルを使ってファイトした方が良いです。
(魚を浮きあがらせる時の身体への負担が全然違うため。)
基本的にどのGTフィッシング船を利用しても【水没・紛失・破損などの場合】は実費を負担することになります。
持ち物リスト(レンタルタックルの人)
ほぼ手ぶらに近い状態で釣りに行けるのがレンタルタックルの良いところです。
しかし下記に記載した物は持って行きましょう!
必需品
□帽子
□サングラス(偏光グラス)
□グローブ
□ライフジャケット(レンタルがない場合)
□ギンバル(レンタルがない場合)
□プライヤー(ペンチ)
□PEラインが切れるハサミ
□お気に入りのルアーを針付きで数個(レンタルがない場合)
□靴・サンダル
□防水バッグ
□レインウェア
あると便利な物
□熱中症対策が出来る物
フェイスマスク・レギンス・アームカバーなど(UVカットの服装)
スポーツドリンクなどの栄養剤
□日焼け止め
□酔い止め
□頭痛薬・目薬など必要な薬
□予備のコンタクト
□救急セット(バンドエイドなど)
□水に流せるティッシュ(海外遠征の時)
帽子
キャップ・ハットなど。
(紐が付いている方が飛ばされないので安心。)
日焼け予防・怪我防止の為に必要。
同船者が投げようとしたルアーがキャストミスで頭に当たったり引っかかったりすることもあるのでサンバイザーはあまり向いていません。
サングラス
偏光グラスがオススメ!
海の中がとても見やすくなるのとGTを釣るような場所の紫外線はとても強いため。
目を守る為にも必ず持って行って下さい。
かなりの人が海の中にサングラスを落としているので紐を付けた方が良い!
グローブ
怪我防止・日焼け予防の意味もあるが、1日何百投もキャストするので指が痛くならずに安定したキャストを続けるために必要です。
女性は手が小さいのでShipsmastさんのグローブがオススメ
【サイトはこちらから】
グローブ以外にも釣りに必要なウェアや小物類を多く扱っています。
ライフジャケット
日本でGTフィッシング船に乗る場合は桜マーク付きのAタイプのライフジャケットが必要です。
写真のライフジャケットはどちらも桜マーク付きのAタイプです。
■日本のGTフィッシング船
事前に連絡を入れておけばレンタルで用意してもらえます。
日本では法律でライフジャケット着用が義務付けられています。
その内容について詳しく知りたい方はこちらをクリック
付けていない場合は船長が営業停止や罰金などの罰を処されるので必ず準備しましょう!
■海外のGTフィッシング船
ライフジャケットが用意されていないことの方が多いです。
あってもオレンジや黄色のベストタイプで暑くて動きにくいので自動膨張タイプのライフジャケットを用意した方が良いです。
ギンバル
慣れてくると無くてもファイトは出来ますが初心者は必ずギンバルを使ってファイトした方が良いです。
(魚を浮きあがらせる楽さが全然違うため。)
①④⑥のタイプはロッドを差し込む部分が深くファイト中にロッドがずれないのでオススメです。
GTフィッシングをしている人はこのどれかを使っていることが多い。
⑤のような小さなパットタイプは持ち運びに便利なのでオススメです。
(DAIWAやMAZUME(マズメ)などで発売している似たようなパットでも良い。)
②はGTフィッシングでは使いません。
(カジキやクロマグロなどで使用します。)
プライヤーとハサミ
■プライヤー(ペンチ)
GTフィッシングで使用するリングは太くて硬く開きにくい物が多いので大型魚専用タイプを選んだ方が良いです。
■ハサミ
PEライン専用のハサミを使った方がきれいに切れます。
プライヤーのオススメ
SHIMANO パワープライヤー CT-561P
大型リング#5~11対応
サビに強いフッ素加工
PEライン対応のラインカッター付き
女性でも弱い力で簡単にGT用のリングを開くことが出来る!
ラインカッター付きのプライヤーなので1本でハサミの役割もしてくれるためオススメです。
プライヤーを入れるケースがあると便利
カラビナや後ろのマジックテープでライフジャケットのベルトに通し、いつでも使えるようにしておくと便利です。
(ルアーチェンジや何かトラブルがあった時にすぐ対処できるようにするため。)
ルアー
タックルはレンタル出来てもルアーは持参の場合が多いです。
ルアーは見た目で選ぶなど自分が気に入っていて1日投げられる重さ(初心者であれば100g前後がオススメ)であれば何でも良いです。
初心者にオススメのルアー紹介
写真は大型の釣り具店やネットショップで手に入りやすく投げやすいルアー
- SHIMANO HEAD DIP175F(97g)
- SHIMANO ROCKET DIVE 187F(80g)
- SHIMANO 別注平政190F(70g)
- Maria Rapido F230(100g)
GTルアーの種類については別記事で紹介しているので参考にしてください。
GTフィッシングはルアーで魚を釣ります。 GTルアーの種類各ルアーの特徴初心者や女性にオススメのルアー このページではGTフィッシングで使うルアーを紹介します。 GTフィッシングで使うルアーの紹介 GTフィッシング[…]
靴・サンダル
■防水タイプの靴
女性サイズだと選べる物が少ないので私の場合は写真右の「パラディウム」というメーカー【サイトはこちら】の防水シューズを夏以外は履いています。
(男性用もあり)
暑い時期は靴を履くと気分が悪くなることがあるので(夏に靴を履くと熱中症になりやすくなる)踵のあるサンダルがオススメです。
最近ではクロックス【サイトはこちら】やKEEN【サイトはこちら】のようなタイプを履いている人が多くみられます。
船宿によっては【滑りやすく踵が出ていて危険】だと判断され禁止になっているところもあるので事前に確認してください。
クロックスなどサンダルの履き方
私の場合は暑い時期にはクロックスを履いています。
クロックスなどのタイプを街で履く場合はかかとに隙間が空くように1サイズ大きな物を薦められることが多いですが、釣り初心者の場合は必ずぴったりのサイズを購入した方が良いです。
汗をかいたり水に塗れるとクロックスの中で足が滑りやすくなるため、キャストが安定しなくなります。
■写真(左側)
ベルトでしっかりと踵を固定しよう!
右足のようにぴったりとフィットしたタイプを選んで!
■写真(右側)
右足のサイズが釣りに向いている
左足のサイズは街歩きに向いている
サンダルと靴の中間タイプ?
SHIMANOやDAIWAからは上記の写真のような物が販売されています。
靴とサンダルの間のようなもの。
その他、MAZUME(マズメ)のデッキサンダル・マヌアーレのサンダルもオススメです。
防水バッグ
メーカーはどこの物でも良いが防水タイプがオススメです。
個人的には見た目も大切なので写真のような可愛い色やデザインの物を使用しています。
リュック・トートバック・ショルダーバックの3つのタイプを使い分け。
【Stream Trailのサイトはこちらをクリック】
【日本】
船内に荷物を置けることの方が多いです。
【海外】
船が小さく専用の荷物置きがないことの方が多いので、防水タイプを持って行ったが良いです。
防水タイプの方が汚れ防止にもなります。
あると便利なリュックにもなるボストンバック!
船中泊や宿泊施設をかえながら移動をして釣りをしていく場合は持ち運びやすいリュックにもなるボストンバックがオススメです。
海外釣行の場合は使い終わった着替えなどを入れて帰ってこれるので便利です。
(お土産などを買って荷物が増えた時に使う。)
レインウェア
雨だけでなく寒さ対策にはレインウェアが必要です。
(雨が降らない時期であっても船の上は思ったよりも寒いことがあるため。)
持って行くと便利な物
これから紹介するのは必須というわけではないですが、私や周りのGTアングラーが遠征で持って行っている物です。
熱中症対策グッズ
想像している以上に過酷な釣りなので熱中症対策は万全に!
■スポーツドリンク
粉タイプの方が量を調整できるのと軽いので便利。
海外の場合は粉タイプを持って行くことが多い。
■塩分チャージ出来る物
・塩飴
・カリカリ梅などでも良い
■アミノ酸サプリ
疲労軽減にオススメ!
最低でも2リットルぐらいの水分は用意して!
水ばかりを飲んでいても【力がでなかったり・身体がふらつくことがある】のでスポーツドリンクや炭酸飲料など糖分が入っているドリンクも必要です。
※お酒は水分ではない!
飲んでも良いが水も持参しましょう!
UV対策の服装
■フェイスマスク
各メーカー色々な種類が出ていますが、1日中ハードな釣りをするGTフィッシングの場合は口元に穴があいているタイプがオススメです。
■アームカバー
UVカットのラッシュガードでも良いですが、風通しが悪く汗がひっついて暑く感じやすいです。
手の部分だけのカバーを使った方が通気性が良く快適に釣りが出来ます。
■レギンス
足の甲が隠れるタイプの方が日焼け防止効果が高いのでオススメです。
釣り・サーフィン・ダイビング用品で検索すると沢山のメーカーが出てきます。
日焼け止めや酔い止めなど(薬類)
■酔い止め
センパアQT(水無しで舐めるタイプ)
釣り終わった後の陸酔いや頭痛、喉の渇きという副作用が起こりにくいのでオススメです。
周りはアネロンを飲んでいる人が多いが↑のような副作用が起こりやすい。
■日焼け止め
メーカーは問わないがSPF50のタイプが良いです。
(GTフィッシングをする場所はかなり紫外線が強いため)
■バンドエイド
普通タイプとハイドロコロイドパット(痛みをやわらげキズをきれいに早く治す)の2種類
■頭痛薬
バファリンやロキソニンなどの痛み止め。
(酔い止めを飲んだ後の副作用で頭痛が起こりやすいため)
■ポケットティッシュ
水に溶けるタイプ
■予備のコンタクトや目薬
1日中炎天下の中で釣りをしていると目の乾燥がかなり酷くなるため、持っていると便利。
飛行機を利用する場合に注意して欲しいこと
預け荷物(受託手荷物)には個数や重量制限があります。
少しでも軽くするために重たい釣り具の一部を機内持ち込みにする人もいるかもしれませんが、注意して欲しいことが数点あります。
下記の写真は機内に持ち込み禁止!
■ルアーに針が付いていると危険物扱いになる
持ち込む場合は針を外して本体だけにして!
ルアー本体も大きすぎると凶器扱いになる事もあるので気を付けましょう。
■リールを持ち込む際は巻いているPEラインが危険物と判断されることがある
今回はレンタルなので関係ありませんが注意が必要です。
どうしても持ち込みたい時は本体のみでスプールはスーツケースの中に入れた方が良いです。
危険物だと判断された場合はPEラインは没収されてしまいます。
■ペンチ・ハサミ・ターボライターは機内持ち込みが出来ない
ライターはUSB電熱線タイプや普通のタイプであれば1つだけOKです。
まとめ
このページでは【これだけ持って行けばGTフィッシングで困らない!】基本的な持ち物について記載しました。
国内・海外のどこに行くのか?利用する船宿によっても持ち物が変わってくるので、必ず事前に何が必要なのかを問い合わせした方が良いです。