今回は国内線(JAL/ANA)を使ってロッドを持ち運びする時の【簡単パッキング術】を紹介します。
JAL・ANA(国内線)ロッドの預け方
JALやANAには長物専用のケースが用意されています。
■JALのケースサイズ(縦12cm×横175cm×高さ12cm)
■ANAは、JALよりも少し大きなケースが用意されています。
これらのサイズにロッドが収まる場合は長物専用ケースに入れてもらうと良いです。
そのまま長物専用ケースに入れるだけなので下記写真のようにロッドベルトでまとめておくだけで良いです。
JALやANAの場合
航空会社が用意している長物専用ケース以外には【エアーパッキン・段ボール】があります。
2ピースのGTロッドは長物専用ケースに入らないことがほとんどで(特にJALの場合)基本的にはエアーパッキンか段ボールを使用して預けます。
簡単なロッドのパッキング術!
そのままロッドをベルトで束ねるだけでは【エアーパッキン・段ボール】のどちらを使っても破損する可能性は非常に高いです。
ではどうすれば良いのか?
GTロッドを少し工夫して束ねるだけの簡単パッキング術を紹介します。
【ロッド梱包の全体図】
束ねたGTロッドの上に被せているのはロッドを購入した時に付いていた布製の袋です。
この上からエアーパッキンを巻いてもらい航空機に搭載すると良いです。
どのように束ねているかというと適当に間隔をあけてロッドベルトで固定しているだけです。
一番重要な部分がここ↓
〇を付けた部分がきちんと出来ていれば細いティップもしっかりと守られます。
【束ね方のポイント!】
- ロッドを束ねる時にグリップエンドをロッドの先端(ティップ)と一緒にとめる
(ティップと一緒にまとめるグリップエンドは1本で良い。) - 必ずグリップエンドの方がティップよりも長くなるように束ねる
- 残りのグリップエンドは全てまとめて反対側で束ねる
(重すぎて持ちにくい場合は数本だけスーツケースにいれても良い。)
この方法で100回以上GTロッドを預けていますが国内線に限っては一度も破損していません。
ロッド2本でのパッキング例
ロッドが2本の場合は少し強度に不安を感じるかもしれませんがパッキング方法は同じです。
2本だけだと少し真ん中の部分が弱く感じますが【JAL・ANA】の場合はエアーパッキンや段ボールで梱包してもらえるので安心です。
ティップの先を守れていることが重要!
ロッドは航空会社の補償が一切ない
預ける時に【損傷の補償はない旨の書類】にサインをしなければなりません。
明らかに航空会社の原因でロッドが折れている場合も保証はしてもらえないので自分で責任をもって梱包するしかないです。
GTフィッシングの合間にお遊びタックル用として【エギング】【SLJのロッド】などを持って行く場合はロッドケースに入れて持って行った方が良いです。
(ティップが非常に細く全体を支えるバッド部分が弱いため。)