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GTフィッシングで使うスペーサーを用いたラインシステムの紹介

GTフィッシングで使う【スペーサーを用いたラインシステムとはどんなものか?】【取り入れるメリットは何か?】について紹介します。

スペーサーを用いるラインシステムの紹介

スペーサーを用いたラインシステムとは?
PEライン➡磯ハンター➡ナイロンリーダーの順番で組んでいくノットシステムのことです。

ここ数年で私も含め周りで使用している人が増えてきたのが下記の図のようなラインシステムです。

スペーサーを用いるラインシステムは【PEライン・磯ハンター・ナイロンリーダー】を以下のような方法でつなげていきます。

PEラインと磯ハンターを繋ぐ
【PRノット】

磯ハンターとナイロンリーダーを繋ぐ
【ノーネームノット】

ノットを2か所組むので一見複雑そうに見えますが、慣れてくると意外と簡単です。

GTフィッシングをする時に【FGノット】【スペーサーを用いたラインシステムどちらが自分のスタイルに合っているのか?こちらの記事を参考にしながら考えてみてください。

スペーサーの役割【磯ハンター】とは?

スペーサーとして使っているのが下記の写真【YGKよつあみ社の磯ハンター】です。
(磯からのヒラマサキャスティングや泳がせ釣りなどで使われることが多い。)

どんな製品なのか?
なんの釣りをする人が使っているのか?

■超高分子量ポリエチレン(ダイニーマ)100%のラインは耐荷重が【15号で45kg】【20号で60㎏】ある

比重は0.98gと軽く柔軟性を兼ね備えた強力なラインで紫外線や吸水による強度の劣化も起きない

磯からのヒラマサキャスティングや泳がせ釣りトローリングでよく使用される

■傷に強くラインブレイクのリスクが少ない

抜群の強度でモンスター級の巨魚狙いに最適

上記の内容で判断すると磯ハンターはスペーサーとして最適だと考えられます。

PEラインとリーダーの間に磯ハンターを入れる理由

細いPEラインに太いリーダーを付けてキャストするとリーダーを細いPEラインが追い越してしまうことがあります。
そのためガイドにラインが絡まるというトラブルが起こりやすい。

最悪の場合は下記の写真の様な状態になります。

トラブルを防ぐにはラインを徐々に太くするためにPEラインとリーダーの間に磯ハンターを入れると良いです。

磯ハンターを使う最大のメリットキャスト時のライントラブルが少なくなる!ということ。

FGノットを使っていた時に気になっていたことが磯ハンターを使うことによってどう改善されたのかを紹介します。

FGノットを使っていた時に気になっていたこと

PEラインが弱りやすい
ライントラブルが起こらなくてもすぐに毛羽立つ。
魚を釣っていなくても、1日終えるとラインシステムの組み直しが必要で非常に面倒だった。

■PEラインの消耗が早い
1日キャストしたらPEライン2ヒロ分くらいをカットし、毎晩ノットを組みなおす必要があったのでPEラインの減りが早かった。

キャストが安定しない
PEラインとリーダーのバランスが悪くライントラブルが多かった。

磯ハンターを使って改善されたこと

■ラインシステムを変えたことにより3日間の釣行中はノットをほとんど組み直さなくて済むようになった

■キャストする時のライントラブルが減少PEラインが長持ちするようになった

飛距離が以前より伸びるようになった

■リーダーを太く出来るので根ずれに強くなった

以上の内容が周りのGTアングラーがスペーサーを用いるラインシステムに変えた理由です。

磯ハンターを使うメリット【男女別】

男性
■飛距離が伸びる
■ノットを組み直す回数が減る

男性は太いPEラインとリーダーでノットを組んでいる人が多いのでメリットとしては2つぐらいであるが、改善されるのは大きいと思う。

女性
■細いリーダーだと指が痛くて投げにくかったキャストが安定するようになる
■PEラインの消耗が軽減する
■飛距離が伸びる
■ノットを組み直す回数が減る
■リーダーを太く出来るので根ずれに強くなる

女性は周りの男性アングラーと比べるとPEラインもリーダーもかなり細い物を使っているため、改善される部分がかなり多い。

スペーサーを用いたラインシステムを取り入れるべきか?

【PRノット】【ノーネームノット】を確実に組める人にとってはスペーサーを用いるラインシステムはメリットが多い!

しかし一方で下記のようなデメリットもあります。

これらを知った上でスペーサーを用いるラインシステムを取り入れるかを考えてください。

デメリット

  • ノットを2か所組まないといけない
    (ノット切れなどトラブルにつながる箇所が増える。)
  • ノットを組むのに時間がかかる
  • ボビンノッターなどの専用道具が必要になる
  • 磯ハンターは値段が高い(50mで4000円ほど)

男女別ラインの号数(目安)

磯ハンターをスペーサーとして用いる場合は下記の号数を目安としてラインシステムを組んで欲しい。

男性
■PEライン6号~8号
■磯ハンター15号・20号
■ナイロンリーダー130lb~200lb

女性
■PEライン4号~6号
■磯ハンター15・20号
■ナイロンリーダー90lb~130lb

女性にオススメの組み合わせ
PEライン4号か5号
磯ハンター20号
ナイロンリーダー130lb

スペーサーを用いるラインシステムのメリットを最大限に活かすことが出来ると思う。
ナイロンリーダーを太く出来るので、根ずれなどに強くなるのがメリット。

スペーサーを用いたラインシステムの組み方を紹介

スペーサーを用いたラインシステムの組み方については下記の別ページを参考にしてください。

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