沖縄の秋冬タチウオ(夕方〜夜)の釣り方を紹介します。
秋冬の夜タチウオは水深が浅いので【浅いと言っても水深は100m〜270m前後】←日中だと水深300-400m
電動リールだけでなく手巻きのベイトリールでも釣りやすい水深に。
どちらのリールでも【餌釣り・ジギング】を楽めます。
【沖縄メガタチ】とは?
和名「オキナワオオタチ」
オキナワオオタチ(釣り人はメガタチと呼んでいる)は屋久島〜奄美〜沖縄にかけて生息するタチウオの一種です。
本土のタチウオに比べてかなり深い水深に生息しています。
沖縄では指10本分【夢のサイズは200cm】のタチウオが釣れることも。
- メインシーズン10月〜2月(秋冬)夜釣り水深100m-270m前後
- 昼間(夏)水深400m前後
写真上:目が大きいのがオス
写真下:目が小さいのがメス
秋冬の夜メガタチ【道具紹介】
沖縄のメガタチ釣りの場合
冬:夜は浅場にタチウオが上がってくるので水深は100m〜270m前後。
夏の昼の釣行と比べると浅いので手巻きのリールやジギングも可能になります。
■ロッド
180cm前後の7:3調子竿
電動リールを使う場合は少し硬め
250g〜400g程度のジグを扱えるロッドがオススメ
■リール(電動リール)
例)DAIWA SEABORG300JーL
■PEライン
PEライン2号-540m(ULTの場合)
※乗合船の場合はPEライン2号から3号
最低でも500m巻いていた方が安心です。
(高切れ・歯切れ・ラインのおまつりなどがあるため。)
タチウオの歯はとても鋭いのでラインを切られることがあります。
ラインを多めに巻いておくか予備のラインやタックルを持参することをオススメします。
乗合船の場合は糸がおまつりして切れることが多々あります。
■リーダー
フロロリーダー12号(3ヒロ)
■仕掛け
フロロリーダーの先に付けるのはワイヤーリーダー(36・38-40号くらい)
■仕掛けはテンヤを80号以上で
・テンヤ60号+20号の鉛=80号
・テンヤ80号
■エサ
サンマの切り身(1本を半分に切って使う)
※魚のサイズが小さい場合は半分ではなく写真の様にテンヤの長さに合わせて切ります。
用意できるのであればイワシの1本付けが良いらしいですが、沖縄ではほぼ手に入りません。
エサの付け方
■餌の付け方
①エサを半分に切る
②エサの腹側を斜めに切る(テンヤに固定しやすくするため)
③前日には塩を沢山振りかけてエサの魚を〆ておく
④切ったエサの腹側をテンヤに固定する
針金はテンヤのヘッドから後ろに巻き付け(5回程度)
後ろからヘッドに巻き戻してくる(同じ回数程度)
最後はヘッドの下に巻きつけて針金を固定する
沖縄タチウオの釣り方
釣り方については(夏・冬)(昼間・夜)基本は同じです。
■餌を海底まで沈める
■最初は底から10mくらいまでの間で棚を探る
タチウオの食いにもよるので状況に応じて船長の指示に従う。
反応が悪い時には底から80mまでの距離を誘い続けることもあります。
■電動リールを使っての誘いあげスピード
超デッドスロー(見ていて巻き上がっているの?と心配になるくらい遅くてOK)
海やタチウオの状況にもよるので船長に確認しよう!
DAIWA SEABORG300JーLの場合
巻き上げスピードの数字が8〜10程度を基本とする。
■誘い方
一定で巻き上げるのも良いが時々大きくシャクって誘いを入れるのも効果的
電動リールはずっと低速で巻き続けたままシャクりあげます。
誘い上げが良い時とフォールが良い時があるので、色々とやってみてその日のアタリ方を早めに見つけましょう!
釣れている人を真似するのもアリです!
■タチウオがかかった時の巻き上げスピード
一定の速度で巻き上げる。
DAIWA SEABORG300JーLの場合
■巻き上げスピードの数字が25程度を基本とする。
■魚が大きくて途中で暴れだす場合はスピードを遅くする!
■魚が小さくて簡単に巻き上がるときは電動リールの巻きあげスピードはMAXの速さでも良い。
巻きあげている時にテンションが緩まないことが大切!
冬のタチウオ実釣動画
釣行日は2021年1月上旬、沖縄では珍しく最高気温が11度ととても寒い日に当たってしまいました。
それに比例はしていないですが…釣果の方も少し寒い感じに。
写真のサイズは沖縄ではまだまだ赤ちゃんサイズです。
目指せ200cmオーバー!
電動リールが使えるので体力に自信がない人でも【大物タチウオ】を狙えますよ!
良い日に当たるとドラゴンサイズが何匹も釣れるので、是非チャレンジしてください。
利用した船宿【Captain’s OKINAWA】
メガタチ以外にも、ティップランのイカ・沖ラバ(沖縄での鯛ラバ)・GTキャスティングなど1年を通して様々な釣りものが出来る船宿です。
船長は地元の人なので沖縄らしい雰囲気がより味わえると思います。
若くて楽しい船長なのでオススメ!
【夏の日中】タチウオ釣りについて(動画あり)
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